もう枝が生えることのない間伐材に枝をつけてあげました。新たな息吹を与える、やさしいデザイン。日本の森には木材流通低迷のため、手入れをされずに放置されている人口林がたくさんあります。しかし手入れをされずに樹木の生長がにぶると、水源涵養力、土壌保全能力が低くなり、水害などの原因にもなります。環境保全のためにも、間伐による森の手入れが重要なのです。高知県にある合法木材供給業者の「さめうらこむ」は、世界的な森林消失防止に賛同し、適正に合法的に証明された木材を利用しています。earthlivingはさめうらこむの間伐材を使い、森の生命を感じるスツールをデザイン。捨てられる運命の間伐材が本来持っている自然のカタチを、人工的に再生させました。自然のカタチには節理に従った美しさがあります。部屋の中に置くだけで、森の再生・持続性を考えてもらうきっかけになればと思います。スツールとしてだけでなく、サイドテーブルとしてもお使いただけます。